越前かにを求めて

11月6日の蟹の解禁とともに(株)越前かに成前(なりぜん)を立ち上げました。
この会社を立ち上げるまで、色々悩みました。何故、悩んだかといいますと、私は寿司屋も経営していまして、その店が、今年で開店50年を迎えます。祖父の代から始めた寿司屋で、私で三代目。おかげさまで運営も程よく軌道に乗っているのですが、私にはどうしても叶えたい夢がありました。

それは、越前かにを世界のブランドにする事です。 

福井の海産物は、海老、烏賊、ササカレイ、若狭グジなど、どれも日本でトップクラスの味だと私は自負しています。ですが、トップクラスであって、ずば抜けてトップ!とは言えないと自分は思います。自分は寿司屋をしているので多少は味の事は分かっているつもりです。ですが、越前かには別格です!!!また、加能、山陰、北海道・・・どのズワイガニも、良い蟹は美味い!!! 
どの地方だから美味いとか、甘味が無いとか、言われる方もおられますが、私はどの地方の蟹であっても美味いものは美味い!と断言します。



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蟹を初めてみたのが約25年前・・・
そんな中、活気溢れる市場のセリ人の声、大量の蟹が売買されていました。 当時私は幼稚園の年長でした。その幼年時代に越前海岸に蟹のセリを祖父と見に行った事を今でも覚えています。現在の温暖化になった冬とは違い、当時はとても寒かった記憶があります。
当時の私は、セリというものを知らず「大人の人が手を上げて指で合図をして何をしているんだろうなぁ~?」とか「かにさんかわいそうだな~」とか考えていました。今思えば当たり前の行動ですが、当時は不思議な事だらけでした。ただ大人の人の真剣勝負!セリの駆け引きを目の前で見たときは子供の私でも鳥肌が立った記憶が残っています。

その日の夜、祖父が買ってきたカニを茹でて食べさせてくれました。
その時の味・・・はっきりと今でも覚えています。
なんて、甘いのだろう。。。ふっくらとした身と、みずみずしさに感激してました!
それから25年間、あの感激した味を追い続けました。寿司屋としての仕事を終えると睡眠時間を減らしてでも、蟹の目利きや茹で方を学びに行きました。
そして去年、その味を自分で茹でた蟹で成功しました!
 
この味を、本物の味・越前の香りを皆様にお伝えしたく、先日越前ガニ販売「越前かに成前(なりぜん)」を立ち上げ、夢の第一歩を踏み出させていただき、これからお客様に愛される会社を目指していきたいと思っています。 

未熟ではありますが一生懸命、蟹1杯1杯に愛を込めて茹でさせていただきます!
これから越前かに成前(なりぜん)をよろしくお願いいたします。