食中毒予防

これからの時期、食品を扱うものが最も気をつけないといけないのが食中毒です。

食中毒の原因として一番多いのが、細菌性食中毒といわれるもので、その細菌が最も繁殖しやすい温度が20度~40度と言われています。 その他にも、ウイルス性食中毒とか、自然毒(キノコ類、ふぐ類など)があります。

これらの菌に対しての予防方法も色々あるのですが、一番大切なのは、食品を扱うものの心構えだと教えて頂いた事があります。 それは、調理師免許を取得する際、試験前に授業を受けるのですが、その中で先生が仰っていた言葉で、『疑わしきは罰せよ』というものでした。 よく耳にする言葉で、裁判等で使われるのに『疑わしきは罰せず』という言葉がありますが、それとは逆で、食材を扱う者は『疑わしきは罰せよ』が基本であると習いました。 つまり、疑わしいものは捨ててしまうという考えが大切だという事でした。

またその時、食中毒予防三原則というのも習いました。 これは『付けない、増やさない、やっつける』というもので、調理する者が、しっかりした知識を身につけ、的確に仕入れ、早急に使い切れば、最も食中毒になりにくいというものでした。

これらの事は、今から約10年前に習ったのですが、その時の授業の最後に先生が仰られた言葉は今でも覚えています。 先ほども書きましたが・・・ 10年経った今でも、私の脳裏にはっきりと焼き付いている言葉です。

『どんな食中毒に対する優れた知識よりも、どんなに優れた抗菌加工された調理器具よりも、食中毒防止に効果的なのは、食品を扱うものの心構えである』