美味しい蟹を見分ける方法、その参

蟹の表面についている、黒いブツブツについてお話します。 
これは、カニビルという生き物の卵なんです。 
カニビルという名前から、蟹に寄生しているように思われがちですが、実はそうではなく、本来は魚の(カレイなど)体液を吸って生きている生き物なんです。 

ナニビルの卵がついている蟹は美味しいといわれていて、ついているだけで高価!という印象を与えています。 (茹でると取れてしまいます)
どうしてカニビルの卵が付いていると美味しいかといいますと・・・ 
ここがポイントです!!! 

蟹は脱皮を繰り返して大きくなっていきます。
脱皮した後は脱皮に栄養を使い切り、身質、身入り共に低下します。ですので脱皮後の蟹は美味しくありません。
カニビルの卵か付いているということは、脱皮をしてから卵が多くつくまで時間を経過していると考えられ、身質、身入り共に美味しいと判断できます。以上のことも参考にされて蟹を購入されることをお勧めします。

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美味しい蟹を見分ける方法を、壱・弐・参と分けて書かして頂きましたが、その全てより重要になるものがあります。


それは、蟹をゆでる人です!


蟹をゆでている人は、その店を任されている、いわば要となる人物です。
私はあえて、蟹の茹で方とは言いません!何故なら、茹で方には基本はありますが、それほど重要ではないんです!
自分は、その日その日、その蟹の状態によって蟹の茹で方を変えています。
茹でる日の湿度、温度、環境など、いろんな点を考えながら、釜に火を入れて、塩加減を変え、茹でる時間を変えるのです!一番大切なのは、その状態を把握し、一番いいタイミングで蟹を茹でることにあります!それにもっと大切なのは、心を込めて蟹を茹で上げるということです。ですので、自分は蟹を美味しく茹でる方法より、蟹を心底愛して茹でる人の下で買われる事を、強くお勧めします。

私以外にも越前町の蟹茹で名人は、熱いものを持った方が沢山おられますから(笑)
(お買い物は、なるべく当店で・・・(笑)


今日は少し熱くなり過ぎました。
蟹のことになると、どうしても熱くなってしまいます・・・。すいません(笑)

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