昨日、ツイッタ-で呟いた通り、今日は美味しく玉子焼きを焼くコツを教えます。
まず、私のように専業で玉子焼きを使われる方は、焼きバンといって、玉子焼き用のバンを使用するのですが、ご家庭ではフライパンなどを使用されて作られるのだと思います。
今日は、ご家庭用にフライパンでの焼き方のコツをお教えいたします。
まず、玉子焼きに味をつけないといけないのですが、この時、最初にだし汁に砂糖や塩を加えたダシを作られる事をお勧めします。
玉子に直に味付けして焼く時より、味付けだしを加えた時の方が焦げ付きにくいからです。
それに、味にむらが出来にくく、焼いてから時間がたっても、玉子焼きが硬くなりにくいというところも魅力の一つです。
ですが、気を付けないといけないのは、味付けだしを多く入れた場合です。卵の量と同等、もしくはそれ以上入れて焼かれる場合、これはかなりの技量が入ります。
ダシの割合が多ければ多いほど難しくなるのが玉子焼きです。
では、プロはどのように玉子焼いているかといいますと、箸を持つ方の手より、バン(フライパン)を持っている手の方を重視して焼き上げます。
文章で書くのは難しいのですが、バンを持つ方の手首をうまく使い、玉子焼きをひっくり返す時は、重力を利用して流れるように焼いていきます。
寿司屋の修行で、玉子焼きを焼けるようになると一人前!とか言われるぐらい難しい作業です。(ただ、コツさえつかんでしまえば簡単です)
当店(寿司屋の方)はセイコガニの外子と身を合わせた物に、卵を合わせ焼き上げるセイコ玉子焼きというのが(裏メニュ-)好評です。
皆様もぜひ、セイコ玉子焼き、体験されてみてはいかがでしょうか!?
セイコとも、玉子焼きとも違った美味さがありますよ!